萬民安寧之祈念


朕、惟ふに、天地の運行は淀みなく、四時の巡りは速やかなるものなり。

方に厳冬の候を過ぎ、淑気の充溢せる春の兆しを望むに際し、深く蒼生の清祥を念ず。往時より我が國は、大御宝の艱難を分かち、互ひに扶翼するを以て國体の中核となせり。

願はくは、八洲の内に遍く祥福行き渡り、天つ神の加護の下、國の鎮めが永劫に揺るぎなきことを。茲に、各々が克く其の職分を全うし、更なる皇運の隆昌を期せんことを庶幾す。